・FXは独学で勝てるのか
・FXで勝つとは、何を基準に言うのか
・FXで勝つために使った方が良いツール
が明確になる記事になっています。
FXは独学で勝てるのか
結論、FXは独学でも勝てるようになるが、効率が悪いためオススメ出来ない。
理由は、個人投資家の平均損失額は525万円と言う調査報告があるくらいだから。勿論私も例外では無く、独学でFXを始めて個人投資家の平均損失額と同等またはそれ以上の金額を損失として出した。
今ではプロップデスクを構えるまでになったが、ここまでの道のりは平坦では無く、多くの壁にぶつかり挫折しかけた。その実体験を元に独学をオススメできない理由を話していく。
手法が通用しなくなる
始めにぶつかった壁が、確立した手法が通用しなくなる事。歴史から学ばずに、一過性の相場の動きに着目していたため、近年の検証では上手くいっていたが実装した途端、思ったように相場が動かない現象。ここで、大きく資金を減らし自分の勉強不足を知った。
不安に耐えれなくなる
独学トレーダーは、独学で組み立てたエンジンを積んだ車を自分で走らせるようなモノだ。
独学で組み立てたエンジンなど、ちゃんと走ってくれるか分からないし、いつ爆発するかも分からない不安を抱えて走る。
そのため、最初は必ず何かしらの指標になるべきモノが必要である。整備士になるなら整備士学校へ通い、チューニング経験豊富な先生から学ぶ。
トレーダーも同じで、学校または先生が居ない中独学でトレードするのは、いつ何時思いもせぬ損失を被りかねない状況である。
どうせリタイアする
経験上、FXに参加した85%以上が市場から消える。専門のスクールに通ったとしてもリタイアする人間が居るくらいだから独学なら尚更。
独自の手法で一時的に利益を得ても、どこかで通用しなくなり消えていく。この事から、独学でやるくらいなら、最初からやらない方がマシだと思う。
私は、工場勤務から営業職に転職した後、たまたま歩合を全額貯金しており、たまたま資金を減らしても良いと思える金額を持ち合わせていた。
たまたまが重なり出来た、イレギュラーなトレーダーなのだ。
自分で勉強をして、上手いこと勝てるようになるトレーダーは、「元々稼いでいる」または「個人投資家の平均損失額以上の貯金を持ち合わせる」が大半である。
0.01%くらいの確率で「天才型」がおり、彼らは100万円を数十億にするが、そんな人殆ど居ないので、説明は要らないだろう。
この事から、独学でやるくらいなら、どうせリタイアするのでやらない方がマシだと思う。
FXで勝つとは、何を基準に言うのか
「FXで勝てるようになりたいです!」と沢山のDMを頂くが、何を基準に勝つ負けるを判断すればいいのか難しい。
1日単位で10000円以上利益が出れば勝ちなのか、自分が狙った値幅を取れれば勝ちなのか、または50ピプス逆行したが、損失を5ピプスで抑えれたのかは、人によって基準が違う。
恐らく多くの人は、月単位で30万円以上稼げれるようになれば勝ちだと感じるだろう。
なので、その基準で話していこうと思うが、FXで月100万円未満を稼ぐのと、月100万円以上稼ぐのでは全くやり方が違う事を、前述しておく。
初心者がFXで生き残る、勝つ方法を伝授する。
①デイトレードに徹する
先程述べた通り、月に30万円ほど稼ぎたいならリスクを極端に抑え、手早く利益を出す必要があるためデイトレードに徹した方が良い。
5分足レベルで、10ピプス以上急騰急落する部分のみを狙う。EURUSD、GBPUSD、EURGBPなどが狙い目である。これらの通貨は2021年3月現在では一方向へ急激にブレイクアウトする事が多い。(経済情勢によって変化するため一過性の相場と考えてください)
仮に海外証券で、1ロット(10万通貨量)で1日2通貨ペアで10ピプスずつ獲得すれば、それだけで1日の収益は2万円になる。
これを毎日繰り返せば、1ヶ月で約40万円利益が上がることになる。FXで30万円以上利益をあげるなら、たったこれだけで良い。
デイトレードは、リスクが限定されるため獲得できる値幅は少ないが、急騰急落する相場は比較的読みやすいため、初心者にはオススメ出来る打ち方である。
②時間と通貨ペアを絞る
これはプロでも徹底している項目。毎日見る通貨ペアと時間がバラバラだと、的を絞りづらく同じトレードを繰り返せない。
トレーダーが勝つ道は、毎日勝機のあるトレードを繰り返すことである。
証券取引所の空いている時間は、世界各国違うため証券取引所の空いている時間を把握する事が重要である。
時間によって、通貨ペアの取引量や動き方にクセがあるため、通貨ペアと時間を限定する必要がある。
日本時間では、21:00-24:00までのEURUSDが出来高も出てきて非常に取りやすいと思う。(ボソっ)
③ブレイクアウトを狙う
初心者トレーダーが陥りがちなのは、逆張りである。画面に映し出されるチャートの狭い範囲だけを見て、価格が高く感じる場合、安易に空売りを選択しがちである。
そのため、事実ベースでのブレイクアウトを選択した方が、デイトレードは相性が良い。
私が今でも使うブレイクアウトは、トレンド発生中のエリオット3波を狙ったブレイクアウトである。2波の調整を終え、3波目のブレイクアウトは鉄板とも言える安易なトレーディングである。(また記事にしますボソボソ)
④損切りは早めにする
私は損切りをすることは正義だとは感じないが、デイトレードのみで30万円以上を稼ぐなら必須だと考える。
理由は、FXと言うのは元金が少なければ少ないほど資金効率が良いからだ。レバレッジ制限もかからず、最低注文数が決まっているため必然的にそうなる。
つまり意図せず、ハイレバレッジになりがちなのだ。そのため、少額デイトレードに関しては狙う値幅の50%で逆指値を入れておいた方が良い。
損切りをせずに、1回のトレードでKOされるよりも、何度も立ち上がれる余剰資金を残しておいた方が、経験値も積めるし、上手い負け方も身につく。
損切りは、マイナスと捉えずに、未来への投資と考えると良い。
FXで勝つために使った方が良いツール
ズバリ、、
MacBook Pro
これは必須でした。私は、この後紹介するトレーディングビューと言うブラウザソフトを使用しているのですが、MacBookは直感的にトレーディングビューを操作できます。
FX=MT4=Windowsと思われてる方も多いと思いますが、Windowsは無くて大丈夫。エントリーや決済はスマホで出来るし、何よりWindowsのPCはスタイリッシュじゃない。
どこでも持ち運べて、性能も余すほどあるMacBook Proは最高のツールです。
Trading View
このツールは神です。私は、PRO+プランを使っていますが、このツールはダウンロード不要でブラウザで使えます。
ネット環境さえあれば、サクサク直感的に操作できます。ボラティリティ(値動き)が少ないときは、ローソク足を自動で大きく表示したりしてくれたりして、少ないボラティリティでもしっかり視認できます。
PCで引いたラインも、iPhoneやiPadで見る事ができ、今やグローバルスタンダードの必須アイテムです!
海外証券口座
海外証券?怪しいとか思われるかも知れませんが、資金が少ない方は絶対に海外証券から始めた方が良いです。
日本ではレバレッジ規制の関係で25倍までしか、かけることは出来ません。そのため、元本が10万円から始めようと思っている方は、利益を出せても数百円なんてザラ。
でも海外証券なら大きくレバレッジをかける事が出来て、万が一の際も元本以上のマイナスが無い仕組みなので、資金効率がいいです。
小額からFXを始めるなら、国内証券では無くて海外証券から始めてみて下さい。
独学でFXは勝てるのか まとめ
「FXの勝ち方」を意識して実践するだけで、大方のマイナスは回避出来ると思います。しかし、「学び」にお金を払い、これからして行くはずだったマイナスを回避するのも1つの手では無いでしょうか。
・FXを独学で勝つためには、時間とお金がかかる
・30万円ほど勝つならデイトレ一択
・海外証券を活用して、資金効率を上げる
少しの利益、少しの損失に一喜一憂せずに、粘り強く取り組んでいきましょう。